ビジョンレター
親愛なる友人、同僚、そして訪問者の皆様へ。
2022年10月18日、MOMRIは新たなデジタル・イニシアチブを開始しました。
MOMRIハブと呼ばれるこのウェブサイトでは、平和構築の音楽に関する研究に、より多くの研究者や実践者双方がよりアクセスしやすくし、この新しい分野のネットワークをよりよく提供していきたいです。
将来的には、MOMRIハブを拡張し、この分野で進行中のプロジェクトを紹介するデジタルスペースを提供し、個人がつながり、共有できるようにしたいです。
私たちの母体である民音は、音楽を通じて人と人、国と国を結ぶことを目的に、1963年10月18日に設立されました。この59年間、コンサートや会議、ワークショップなどの活動を通じて、100カ国以上とのつながりを築いてきました。
MOMRIでは、音楽と平和構築のために人々を結びつけるこの伝統を、デジタルとオンライン空間の機会を活用することで継承していきたいです。
パンデミックにより、世界中の団体が新たなデジタル技術を駆使した取り組みや戦略を追求した結果、オンラインコミュニティーの可能性がさらに浮き彫りになりました。
MOMRIハブを通じて、音楽を通じた平和構築のための活動の入り口を提供したいと思います。また、個人や団体が自身の活動や他の人の活動を支援するためのリソースを共有できる場も提供したいと考えています。
MOMRIが8年前に設立されて以来、私たちは平和構築の音楽に取り組んでいる多くの刺激的な個人や団体に出会ってきました。このハブを通じて、他の人たちが互いにつながる手助けができればと願っています。
2018年に実施した調査(アンケート)に参加された方もいらっしゃるかもしれませんが、これを通じて、多くの方からリソースや機会、新しい人脈にもっとアクセスできるようなスペースを探しているという多くの声を聞きました。
ぜひこのスペースを楽しんでください。このハブの旅への最初の一歩を踏み出し、将来の成長について考えている今、平和構築の音楽に基づいたデジタル実践共同体は、あなたにとってどんな価値があるのか、引き続きご意見を伺いたいと思います。
ご支援に感謝申し上げます。
民音とMOMRIを代表して
所長オリビエ・ウルバン
民音研究所チームの紹介
私たちのチームを知るには、下にスクロールしてください。
MOMRIの出版物所長
オリビエ・ウルバン
ウルバンさんの出版物ウルバンさんにメールを書く私は、「平和研究」の分野の中でも特に「平和の構築」に目を向け、「平和の文化」の要素を強めることで、人びとが日常生活や地域社会で即座に暴力を回避し防止する方法に焦点を当てています。さらに私が目を向けるのは、さまざまな角度からの「音楽の平和構築への応用」であり、特に「平和構築」の行動における「音楽心理」、とりわけ「音楽と感情」の密接な関係を探究しています。
〝平和構築と芸術の結合の研究〟を促進するオンライン組織「トランセンド:芸術と平和のネットワーク」の創立者・ディレクター。「戸田記念国際平和研究所」前所長。「国際平和研究学会財団」理事。
略歴
1961年ベルギー・トゥルネー市生まれ。アマチュアのブルース・ピアニスト。ベルギー、アメリカ、イギリスで学位を取得。これまで大学教授として、「戸田記念国際平和研究所」の所長として、さらに「民音研究所」の上級研究員として、約20カ国で多くの講演・研究発表してまいりました。
学位
文学博士 アメリカ・南カリフォルニア大学(1990年)
平和学博士 イギリス・ブラッドフォード大学(2009年)
受賞・顕彰・業績
・南カリフォルニア大学の大学院生時代スカラシップ数種を取得(1985~90年)
・「国際平和研究学会(IPRA)芸術平和委員会」創設者(2002年) / 招集者(2002~2008年)
・「国際平和研究学会財団」理事
出版物
『〝平和構築における音楽〟に関する研究への価値表明:ガルトゥング・池田平和理論の統合』「平和教育ジャーナル誌」第13巻第3号2016年
In the field of peace studies, I focus on preventive peacebuilding and on how people can avoid and prevent violence at all levels, here and now in their daily lives and communities. Further, I focus on “the application of music in peacebuilding” from various angles. I am currently exploring the potential of musicking to enhance conviviality and social skills in Japanese high schools and other institutions.
Member of the Board of Directors of the International Peace Research Association Foundation (IPRAF). (2017~)
Visiting Research Professor at Queen’s University Belfast (Northern Ireland). (2015~)
Former Director of the Toda Peace Institute (Tokyo and Honolulu). (2008~2017)
Bio
Born in 1961 in Tournai, Belgium. Obtained academic degrees in Belgium, the US and the UK. Delivered numerous lectures and presentations as university professor, as director of the Toda Peace Institute, and as director of MOMRI in around 20 countries.
Academic Degrees
PhD in Peace Studies, University of Bradford, UK (2009).
PhD in Literature, University of Southern California, USA (1990).
Awards, Honors and Accomplishments
- Member of the Board of Directors of the International Peace Research Association Foundation (IPRAF) (2017~)
- Founder (2002) and former convener (2002-2008) of the Art & Peace Commission of the International Peace Research Association (IPRA).
- Recipient of several scholarships as graduate student at the University of Southern California (1985-90).
研究員
マイケル・D・ゴールデン
ゴールデンさんの出版物ゴールデンさんにメールを書く私の音楽修行で自己訓練と当初の興味を持続させてくれたものは、音楽の創造性、その作品群、ジャスの即興性でした。私は博士論文『ヒューマニスティックな音楽理論を目指して』を執筆するなかで、世界の音楽・音楽思想・音楽認知(ミュージック・コグニション)の研究を深めていきました。そしてこの研究のおかげで、音楽と生態学の関係を探究するとともに、音楽を生物のエコシステム(生態系)における一つの活動として、さらには神経科学やヒューマン・デベロプメント(人間開発)や進化における活動として、理解するようになりました。
アメリカ創価大学(アメリカ合衆国アリソ・ビエホ市)音楽作曲法・音楽理論教授。「クリエイティブ・アーツ・プログラム」ディレクター。
略歴
1952年アメリカ合衆国ニューヨーク市に生まれたゴールデン博士は、「ジャズモービルスクール」でケニー・バロンとビリー・ゴールトからジャズピアノを習い始めました。その後トーマス・スヴォボダ、ウィリアム・O・スミス、ディアン・トーム、ウィリアム・バーグスマ、ジョナサン・バーナードらのもとで作曲法と音楽理論を習得し、ロバート・トロッターとクリストファー・ウォーターマンから音楽史と音楽民俗学を学びました。ゴールデン博士が作曲した作品は、アメリカ全土をはじめ世界の各地で演奏されています。そこには各地域やアメリカ国中からの委嘱作品、映画音楽・舞台音楽、多数のジャズ音楽が含まれています。
学位
作曲法修士 オレゴン大学(1981年)
音楽学・作曲法博士 ワシントン大学(1992年)
受賞・顕彰・業績
・「アメリカ・ギター財団(GFA)」主催「国際作曲コンクール」1位、1996年
・「作曲家たちの委嘱音楽に出会おうUSA賞」1997年
他の委嘱作品
・『長い長い川の流れ』(題名仮訳)「ハンティントン交響楽団」からの委嘱作品、1997年
・『永遠の光のなごり』(題名仮訳)(『荒城の月』編曲)「関西21世紀交響楽団」からの委嘱作品、1998年
・組曲『典礼』(題名仮訳)「アリソ・ビエホ交響楽団」からの委嘱作品、2001年
・『三人の友達』(題名仮訳)室内楽・コンピューター・ジャズピアノのための作品、「南オレンジ郡室内楽団」からの委嘱作品、2003年
出版物
『生態学の中の音楽、生態学の音楽』(書名仮訳)「パーフェクトビート社」(未決定)
『音楽と相関性と意識』(書名仮訳)「平和と政策誌」第15巻(2010年)
スコア
・『フラメセツドゥ、ソロ・ギターのための作品』(書名仮訳)「制作会社オズ社」モントリオール市(2000年)
レコーディング
・『〝海の変化その他の物語〟ピアノのための現代アメリカ多様性音楽、第4巻』(題名仮訳)「ニューアリエ ル・レコーディング社」(1997年)
・『フラメセツドゥ〝祝宴〟』(題名仮訳)ギター演奏パトリック・カーニー、「ラ・フラメ・レコード社」(1997年)
・『ビダー・トゥ・ベター〝バイオリンとピアノのためのアメリカ音楽〟』(題名仮訳)ネヴェルソン・デュオ演奏、「アルバニー・レコード社」(2004年)
While my formal training in music was primarily in music composition and jazz improvisation, throughout my studies in those areas I continually came back to the question of why human beings make music. My exposure (in courses in ethnomusicology) to musics from around the world led me to believe that, along with the extraordinary diversity in the ways in which people in different cultures engage in musicking, there is a deeper underlying commonality; I believe musicking is essentially connective or integrative behavior. This has led me to my current areas of research, including the relationships between musicking and ecology, neuroscience, embodied cognition, human development and evolution. Of particular relevance to the mission of MOMRI are the links between these fields and identity, and fostering empathy and social change.
Professor of Music Composition and Theory, Soka University of America, Aliso Viejo, USA.
Bio
Born in 1952 in New York City, USA, Dr. Golden began learning jazz piano at the Jazzmobile School. He studied music composition and theory with Tomas Svoboda, William O. Smith, Diane Thome, William Bergsma, and Jonathan Bernard, and studied music history and ethnomusicology with Robert Trotter and Christopher Waterman. His compositions have been performed throughout the US and around the world, and include regional and national commissions and scores for film and theatre productions, along with numerous jazz works. As an educator, Prof. Golden teaches courses in World Music, Music and Ecology, Music Psychology, and Music and Peacebuilding, along with composition, improvisation, theory and computer music.
Academic Degrees
Doctor of Musical Arts (D.M.A.) in Composition, University of Washington (1992).
Master’s Degree (M.M.) in Composition, University of Oregon (1981).
Awards, Honors and Accomplishments
- First Prize, Guitar Foundation of America International Composition Competition, 1996.
- Meet the Composer/Commissioning Music USA Award, 1997.
- Other Commissions:
- It’s a Long, Long River commissioned by the Huntington Symphony Orchestra, 1997.
- Echoes in Eternal Light (a setting of Ko-jyo-no Tsuki) commissioned by the Kansai 21st
Century Symphony Orchestra, 1998.
- Suite Ceremonial commissioned by Aliso Viejo Symphony Orchestra, 2001.
- Three Friends, for chamber orchestra, computer and jazz piano, commissioned by South
Orange County Chamber Orchestra, 2003.
Musical Works
Score:
- FramésetuDe, for solo guitar, Les Productions d’Oz, Montréal (2000).
Recordings:
- Bidder to Better, on “American Music for Violin and Piano,” Nevelson Duo, Albany Records (2004).
- The Sea Change, and Other Stories, on “Contemporary American Eclectic Music for the Piano, Vol. IV,” New Ariel Recordings (1997).
- FramésetuDe, on “Bouquet,” Patrick Kearney, guitar, La Flame Records (1997).
Recent Compositions:
- “Dream Catcher (for Haruki Murakami)” (2021) Piano
- “Twelves” (2021) Computer
- “Tetratudes” (2015-2021) Piano
- “The Critters Project” (2014 – 2020) Various ensembles
研究員
クレイグ・ロバートソン
ロバートソンさんの出版物ロバートソンさんにメールを書く私がとりわけ関心を払っているのは、〝音楽と紛争転換〟〝音楽社会学と芸術・文化全般〟がどう〝平和構築の領域〟と関わり合うのか、という問題です。このために取組んでいる学究的な研究の分野が、〝音楽とディアスポラ(民族の離散)〟の問題であり、〝音楽と食物と独自性〟の問題であり、さらにボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争と「アラブの春」に影響された北アフリカ諸国における「音楽と文化の独自性・感情・信念構造」の問題です。
略歴
1973年カナダ生まれのロバートソン氏は、これまで世界各国で「音楽と紛争」に関する論文をいくつも発表してきました。彼は、オンライン論文審査ジャーナル「行動する音楽と芸術」の編集部員であり、「芸術社会学」「芸術と紛争」「国際平和研究学会」「アジア太平洋平和研究学会」等々の研究グループの会員です。ロバートソン氏は、以前からヨーク大学政治学大学院のプロジェクト「紛争後の復興・開発ユニット」(PRDU)に参画して活動してきました。このプロジェクトは、「ブリティッシュ・カウンシル」の資金援助により、2011-2012年の「アラブの春」運動で芸術が果たした役割を調査研究するプロジェクトです。
学位
英国エクセタ―大学音楽社会学博士
英国ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ「現代音楽研究」修士号(優等)
英国ミドルセックス大学「中等学校の音楽」教員資格(PGCE)音楽学士号
カナダ・マウントアリソン大学音楽学士号
受賞・顕彰・業績
2013年12月 芸術・文化への傑出した感化力に与えられる「エクセター・インパクト賞」の最終選考リスト者。ロバートソン氏が唯一の個人候補者で、彼以外の参加は研究者たちのチームによる参加(複数)でした。
出版物
・『音楽と権力と自由:変革の手段としての音声・歌唱・メロディー』(共編者・共著者)(書名仮訳)「I.B.タウリス社」ロンドン(2015年発刊予定)
・『音楽の作用と社会の変化:その独自性・記憶・感情・信条との再帰的な関係性』(書名仮訳)「I.B.タウリス社」(2015年発刊予定)
・『異議の音声:抗議としての音楽』(書名仮訳)「ロウマン&リトルフィールド社」(2014年)
・『音楽は紛争転換に確たる役割を果たせるか?』(書名仮訳)「ポエティクス社」
・『誰のための音楽か、誰のための国か?:音楽と戦時体制化と北アフリカの社会変化』(書名仮訳)「アフリカ紛争と平和構築レビュー誌」(2015年)
・『音楽と暴力への理解を通じて音楽と非暴力を理解する』「タマサート大学レビュー誌」(未発刊)
・『音楽と宗教と和解』(書名仮訳)「オックスフォード大学出版局」(2015年)
・『民衆の声:北アフリカの文化・紛争・変化』(書名仮訳)(2013年)。ヨーク大学実施の調査研究に基き「ブリティッシュ・カウンシル」が発行した報告書
・『正常化を求めて:音楽とボスニアの紛争転換』(書名仮訳)オンラインジャーナル「活動する音楽と芸術誌」(2010年)
I am particularly interested in the continuum between wellbeing and conflict and how music can affect personal and societal placement on this continuum. My work is interdisciplinary, linking music therapy, conflict transformation, music sociology and peacebuilding. I have conducted scholarly research on music therapy, music and diaspora; music, food and identity; music and cultural identity, emotion and belief structures in Bosnia and Herzegovina, the North African nations affected by the “Arab Spring” and, most recently, in Palestine and Israel.
Research and Development Manager (Arts and Humanities), University of York,
UK.
Director, Music for Healthy Lives Research and Practice Network, Leeds,
UK.
Bio
PhD in Music Sociology at University of Exeter, UK.
MMus (Distinction) in Contemporary Music Studies at Goldsmiths College, University of London, UK.
PGCE in Secondary School Music at Middlesex University, UK.
BMus at Mount Allison University, Canada.
Awards, Honors and Accomplishments
In December 2013, he was shortlisted for the Exeter Impact Award for Outstanding Impact in Arts and Culture. He was the only sole candidate; the other entries were teams of researchers.
Academic Degrees
PhD in Music Sociology at University of Exeter, UK.
MMus (Distinction) in Contemporary Music Studies at Goldsmiths College, University of London, UK.
PGCE in Secondary School Music at Middlesex University, UK.
BMus at Mount Allison University, Canada.
研究員
エレーン・チャン・サンドバル
サンドバルさんの出版物サンドバルさんにメールを書く一民族音楽学者として、私は民族誌学的な手法を使って、いまや社会的公正のための世界的な音楽教育運動となった「エル・システマ運動」を研究しています。さらに私は、〝音楽教育と植民地主義・社会的公正・人種問題の関係〟、より総合的には〝音楽とコスモポリタニズム(世界市民主義)の関係〟を研究しています。私は、音楽教育が平和構築の役割を必ずや果たすものと信じています。ただしそれは、文化的共存とか文化的公正とかの問題が着実に遂行されればの話です。同時に私は、社会開発という目標に音楽教育が果たす役割をより深く理解するための、評価・評定の作業にも取り組んでいます。もう一つ私が力を注いでいるのが、学究の世界(アカデミア)と公共部門の働きや行動主義(アクティビズム)の関係を深める作業です。現在の私の研究計画は、ベネズエラのグアリコ州に息づく〝ムシカ・ジャネーラの伝統〟に基づいた教育の探究です。
略歴
カリフォルニア州サンノゼ市生まれ。フルブライト奨学生。「システマ・グローバル」の研究管理者。非営利芸術評価会社「ウルフ・ブラウン」研究員。2013年にニューイングランド音楽院の「システマ特別研究員」となって以来、「エル・システマ運動」に深く関わってきました。これまで台湾、中国、イギリス、ベネズエラに在住・留学の経験があります。
学位
ニューヨーク市立大学大学院民族音楽学博士 (2022年)
オックスフォード大学・音楽民族学修士(2012年)
受賞・顕彰・業績
2016‐2017年 「ベネズエラのフルブライト学生(IIE)のための学問/研究賞」
2014‐2019年 「ニューヨーク市立大学・学長MAGNET賞授与特別研究員」
2014年 音楽教育国際協会「スティーヴ・ディロン世界会議賞」
2012‐2013年 ニューイングランド音楽院「システマ特別研究員」
2011年 アメリカ創価大学「創立者賞」
2011年 アメリカ創価大学「牧口記念教育スカラシップ」
2010年 アメリカ創価大学「池田スカラシップ」
出版物
2016年 『音楽教育が平和構築に果たす潜在的貢献:カリキュラムの関心事』「平和教育ジャーナル誌」14 (1)
2016年 『平和構築における音楽:批判的文献論評』「平和教育ジャーナル誌」14 (1)
2015年 アンドレア・クリーチ、スティーブン・フェアバンクス、エレーン・サンドバル(共同執筆)『エル・システマおよびエル・システマに触発された事業計画へのシステマ・グルーバル委嘱文献論評』2015 年改訂版「システマ・グローバル」
As an ethnomusicologist, I use ethnographic methods to study the pedagogies and institutions of various music practices. In particular, I analyze and theorize issues of coloniality, social justice, race, nationalism, and the production of space in relation to music teaching and learning. My recent project focuses on Alma Llanera, a music education program based on música llanera from the Colombia-Venezuela plains region. Alma Llanera is a program within Venezuela’s famed national music education system, El Sistema, and I conducted long-term fieldwork in Guárico state, Venezuela between 2016-2018. This project examines pedagogies of traditional and popular music, llanera (plains region) culture, politics of the state, and current economic and social crises.
In addition to ethnographic approaches, I work with practices of assessment and evaluation, data management, non-profit management and network-building, and public and digital humanities. I am committed to Open Access publishing and the creation of Open Educational Resources.
Bio
Former Fulbright recipient, New York Public Humanities Fellow, and Sistema Fellow. Has taught undergraduate and graduate music courses at Brooklyn College, City University of New York, and has worked for the CUNY Pipeline Program, League of American Orchestras Knowledge Center, Sistema Global, and WolfBrown. Has lived and studied in Taiwan, China, the United Kingdom, and Venezuela.
Academic Degrees
PhD in Music, Graduate Center, City University of New York.
Master of Studies in Music, Oxford University.
Awards, Honors and Accomplishments
- 2019-2020 William Randolph Hearst Dissertation Year Award, Graduate Center, CUNY.
- 2019 Society for Ethnomusicology Student of the Month.
- 2017-2018 Public Humanities Fellow, Humanities New York
- 2016-2017 Fulbright IIE Student Study/Research Award for Venezuela
- 2014-2019 City University of New York Presidential MAGNET Fellow.
- 2014 International Society for Music Education Steve Dillon World Conference Award.
- 2012-2013 Sistema Fellow at New England Conservatory.
- 2011 Founder’s Award, Soka University of America.
- 2011 Makiguchi Memorial Education Scholarship, Soka University of America.
- 2010 Ikeda Scholarship, Soka University of America.
Elaine developed and manages the MOMRI Hub website. Please direct any technical issues or comments to her. 民音研究所の長期的目標
全世界の学者、教育者、芸術家、平和活動家と協力し、多角的、学際的研究を通じて、平和構築活動に資する音楽の効果的応用強化に欠かせない知的基盤確立への貢献をしていきます。
この目標を達成するための四つの要素:
・新しい理論やアプローチの開発・既存アプローチの評価手段の発展を支援する
・平和構築の仕事に従事している、もしくは従事を希望している個人や組織にリソースを提供する
・新しい活動の出現を支援する
平和構築の音楽のMOMRI(民音研究所)ハブは、この分野についての包括的且つ包含的な洞察を提供することを目指し、関連する人々からのコンテンツを歓迎します。ライブラリー、ディレクトリ、リソースおよびお知らせ内に掲載されているコンテンツは、必ずしもMOMRIまたは民音の見解を表すものでないことにご注意ください。MOMRI研究員の個々の意見や考えは、それらが著者によって書かれた特定の作品によるものであることを表しています。
[ 民音がめざすもの ]VISION
1. わたしたちは、音楽芸術を享受する喜びと感動を、より多くの人々と分かちあうために、民衆を主体とした多角的な音楽文化運動を目指しています。
2.
わたしたちは、各地域における音楽文化の更なる活性化や、
青少年の情操を豊かにする音楽活動等のさまざまな運動を通して、
新しい時代における音楽芸術の興隆に寄与したいと願っています。
3. わたしたちは、国家・民族・言語等の文化の相違を超えて、グローバルな音楽文化の交流を推進し、各国間における相互理解と友情を深めていくことを望んでいます。
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